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キャロルの日記 / ピアノスタジオ・ジャコメッティ

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15年のNY暮らしの後、結婚を機に東京へ。そしてピアノスタジオ・ジャコメッティを開設。そんなキャロルの普段の生活をリポートします。

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桐朋学園打楽器専攻生によるパーカッションの夕べ

こんにちは、キャロルです。

先日、桐朋学園打楽器専攻生によるパーカッションの夕べに行ってきました。

場所は調布にあるくすのきホールです。
桐朋学園打楽器専攻生によるパーカッションの夕べ_d0107660_1315683.jpg

夫くんは、良い席で聞きたいと割とこだわる方で、会場と同時に入場した私達。

第32回パーカッションの夕べのプログラム、今年は『生きる音』がテーマです。
桐朋学園打楽器専攻生によるパーカッションの夕べ_d0107660_1313734.jpg

三善晃先生の『阿含』(あごん)~12人の打楽器奏者による~
この曲からプログラムが始りました。

そして、前半最後の曲目は、
権代敦彦さんの『Libera me』(リベラメ)~ソプラノと5人の打楽器奏者のための~
でした。

この曲は、権代先生自身が桐朋の大学4年生だった時に書いたものだそうですが、
とにかくものすご~い曲でした!!!
こんな曲を学生時代に書いてしまうなんて、凄いの一言です。

権代さんが、その年の夏、アウシュビッツで見たもの。
コルベ神父というある死刑囚の身代わりになって自ら餓死刑を受けたポーランド人神父。

『主よ、永遠の安息を彼らに与え給え。また絶えざる光を彼らの上で照らし給え。』と神への深い祈りが繰り返される。(権代敦彦プログラムノートより)

そんな権代さんの魂の音を聴いた直後の休憩時間。夫くんは読書中。
桐朋学園打楽器専攻生によるパーカッションの夕べ_d0107660_1314630.jpg

ホールのロビーには大きなクリスマスツリーがお目見えしていました。
桐朋学園打楽器専攻生によるパーカッションの夕べ_d0107660_13215148.jpg

そうそう、昨年のコンサートで聞いた情報ですが、
京王線調布駅の、電車のドアが閉まる時に流れる音楽に耳を傾けたことはありますか?

この音楽は、桐朋の打楽器科のメンバーによる演奏なのだそうですよ♪

新しくなった調布駅、皆さんも立ち寄った時には、音楽にも耳を傾けてみてくださいね。

それから、
母校の桐朋学園大学は、現在の仙川から、調布にキャンパスを移転するべく
校舎の建設が始まっているそうですよ。
調布は特急も止まるし、便利になりますね!


それではまた!


キャロル
by karol1 | 2013-12-12 13:28 | コンサート関連

by キャロル