古巣、レジーナオペラ・カンパニーにて『フィガロの結婚』上演です!

こんにちは、キャロルです。

昨年3月に日本に帰国するまで、オペラカンパニーにてピアニストをしていたキャロル。

その古巣である『レジーナ・オペラカンパニー』にて、
モーツアルトの『フィガロの結婚』が上演されることになりました。
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こちらが、劇場でのステージリハーサルの風景。(NYの友人より写真を拝借)
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全てが懐かしいです!

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でも、オペラってオーケストラはいるけれど、ピアノはいったいどこにあるの?

という疑問がありますよね。

そう、「オペラ・ピアニストっていったい何をするの?」という疑問。

そんな疑問にお答えしましょう。

でも、その前に、
オペラってどんな風に作り上げられていくか、を説明させてください。

オペラは、創り上げていくのにかなり時間を要します。
それは総合芸術だからです。

まずは、歌手が自分のパートを完成させることから始まります。

それから、ステージリハーサルに入り、舞台稽古に入ります。

それから衣装やメイク、照明さんも加わり、

最後にオーケストラとの全体練習をして本番となります。

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ピアニストは、その、『最後のオーケストラとの全体練習』の前まで、
〈ずっとオーケストラパートを一人で担当すること〉
これが『オペラ・ピアニストの仕事』です。

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まずは、歌手が自分のパートを練習する際も、ピアノ伴奏が必要です。

その前に、キャストを決める為の、カンパニーのオーディションがあるのですが、
その際も、もちろんピアニストが伴奏をします。
(だいたいオーディションも長時間を要し、一つのキャストだけで3時間程掛かります)

そしてキャストが決まってから、大体2~3ヶ月掛けて、
舞台稽古(ステージ・リハーサル)となる訳ですが、
その際には、指揮者の振る棒に合わせて、全ての伴奏をします。
この時のリハーサルの時間というのは、通常で3時間から5時間。

本番前になってくると、衣装やメイク、そして照明さんも一緒になっての稽古となり、
時間は8時間強にも渡る稽古となります。

そんな稽古を、同じメンバーで3ヶ月もやっていくと、連帯感が生まれ、
そして、素晴らしいプロダクションとなっていく訳なのです。

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オペラって、ほんとうに様々な人々が関わって創り上げていく、
まさに『総合芸術』なのですよね。


日本では、まだまだ『オペラ』というと敷居が高く、そして値段も高い、と来ていますが、
「オペラってこんな風に創り上げていくのだなあ」という感じだけでも
感じて頂けただけでも嬉しいです。


それではまた!


キャロル
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by karol1 | 2013-11-07 12:46 | オペラ編 | Comments(0)