週末のキャロルも忙しいですが(主にパフォーマンスで)、平日のキャロルも毎日多忙です。


カレッジのクラス(大学のクラス)でクレフ読みを教え、歌わせ、指揮をさせ、書かせ、弾かせ、叱咤激励をし、彼らの生活についての話も聞いてあげたりします。


プレカレッジになると、高校生の悩みを聞いてあげたり(恋の悩み、成績の悩み、学校の先生との軋轢、両親との問題などなど)←まるでカウンセラーの気分、来週にコンペティションを控えた中学生達に毎日の様にレッスンをしてあげて弾けるようにしてあげたり、同じく再来週に州のテスト(ピアノ)を控えた子供達(小学生)にスケール(音階)から曲(課題曲)から初見など全てを見てあげなくては行けないからです。


その合間に、明日にドレスリハーサルを控えたサンサーンスのオルガン・コンチェルトのピアノパートの合わせをしたり、同じく明日にリハーサルをするフルートの曲を読んだり、明後日に控えたオペラ・リハーサルに備えてカルメンの1幕と2幕と3幕を練習したりね。


でも、音楽って本当に楽しいです。熱中出来るから、時がたつのが忘れてしまうくらい!


明日は練習デーに出来るといいな。(土日にたくさん弾かなくてはいけないのでね)


ではお休みなさい!
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by karol1 | 2010-04-30 12:49 | 普通の日記 | Comments(0)

〔738〕 立ち話より

400ページもあるオペラスコア『カルメン』を制覇するには、とにかく家にいる間は音楽を聴き続けることです。特に夜、仕事の後、もう練習が出来ない時間帯には、聴くことで練習になります。


ところで、今週末はゴシック建築の壮大な大聖堂でのオーケストラの演奏会に参加してきます。
サンサーンスのオルガンコンチェルト。パイプオルガンのソロが壮大です。
ピアノパートが素敵なのですよ。ものすごい早いパッセージのスケールとアルペジオのオンパレード(笑)
おかげでテクニックが鍛えられました。


そのリハーサルが先日あったのですが、そのオーケストラのプレジデントと会話をした時のこと。
彼はジュリアードのプレカレッジからハーバード大学を出た素晴らしい音楽家(チェロ)&サクセスフルなビジネスマン。
その息子さんもチェロを弾いていて、ハーバード大学に行っているのですが、なんとハーバードから2人しか選ばれないという奨学金を得て、日本に5週間行ける事になったのですって。2人しか選ばれないなんて、『その選考基準はなんだったのですか?』と伺ってみました。そうしたら『多彩な能力とプレゼンテーション能力です』と。


もう一方、私の生徒の両親と話しをしていた今日。
お嬢さんがサイエンスコンペティションでナショナル大会(全国大会)でワシントンDCに行ってきたというのね。
ナショナル大会に行くというには、ニューヨーク州の代表になる必要があります。すごい話です。
しかも、全国大会代表に選ばれると、本人だけでなく家族(両親)の分の旅費、滞在費など全て支給されるのだとか。さすがです。

その全国大会で、なんと2位になったのですって!!!!

多額の奨学金もゲットし、大学とメディカルスクール(アメリカは大学院にあたる)に備えます。
なんと、その彼女、SAT(大学受験に必要なスコア)では英・数・理でなんと満点(2400点)を取ったのだとか。(3教科なので800+800+800点を取るのはただごとではありません)
世の中にはすごい人たちがいるものだと。
そういう人達は音楽の才能もすごいのですよ。


アメリカは、大学受験にSATと学校での成績だけでなく、音楽芸術の才能、その他のアクティビティー、ボランティアワーク、ソーシャルワーク、リーダーシップ能力など、総合的に判断します。なので、そういう人材を育てる器が大きいのだと思いますね。
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by karol1 | 2010-04-29 11:34 | 普通の日記 | Comments(0)

〔737〕 今日は雨

日曜日のNYは雨です。


昨日は5時間のオペラ稽古のあとコンサート(4ピアノコンチェルト)に行ってきて、
一昨日は朝から自分の練習(Beethoven)を5時間してから、オーディション(試験)の伴奏をしてきた。
今日はこれからフルートとの合わせがあるのだけれど、その前に練習をしようと思っていたのね。
というのも明日はオーケストラのリハーサルが入っているから。(ソロではないけれど)


なのですが、雨だからなのか、日曜日だからなのか、なんとなく力が入りません。


一昨日朝から家で練習していた時は、太陽の光が集中を閉ざしてしまうと思って、朝からカーテンを閉め切って暗い中で練習に専念していたというのに、こんどは太陽の光がないと力が出ないなんて、人間って勝手よね。(笑)


でもさすがに明日のリハは大事なので、サンサーンス、取り掛かります。


では!


追記

あまりに力が入らない時、どうしたら良いの?

-答えはウォーキングをするでした。

フォレストパークの森の中を少しだけ散歩して戻ってきたら、気分もリフレッシュ!
お陰で、その後は良いリハーサルと練習が出来ました。

さて、これからまた長い一週間がはじまるわ~!!!
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by karol1 | 2010-04-26 03:45 | 普通の日記 | Comments(0)

今日はインテンスなコンサートに行ってきました。

一晩で4つのピアノコンチェルトを連続で演奏するというもの。

1.Beethoven Piano Concerto No.5 『皇帝』
2.Chopin Piano Concerto No.1
3.Chopin Piano Concerto No.2
4.Schmann Piano Concerto

このイベント、ジュリアードのすぐ隣にある教会で行われたのですが、素晴らしかった!
4人のソリストそれぞれが素晴らしい演奏をしていたのにプラス、なによりも私は指揮者が素晴らしいと絶賛です。

指揮者の名前は、Ken-David Masur、ケン・デービット マズア

ラストネームで分かるように、お父さんが元NYフィルの指揮者のサラブレッド!

ピアノコンチェルトなので、ピアニストの方に注目をしているつもりでも、最近はオペラピアニストとして指揮者と仕事をずっとしている為か、自分がコンチェルトを経験したからなのか、指揮者の方ばかり気になってしまうキャロル。

桐朋時代にコンチェルトを弾いていた頃なんて、指揮者がどの様に振るか、とか、ここではどの楽器が鳴っているか、なんていうことは全く考えてもいなかったなあ。と考えると、この15年の間に音楽の視野がとても広がったと見れるかな。

そうそう、それにしてもこのKen-David氏の素晴らしさにメロメロになったキャロル、なんとコンサート終了後に楽屋でお話が出来たの!

お父さんはマズア氏だからドイツ人だけど、もしかしてお母さんは日本人かな?と思ったキャロルは聞いてみたわ。
なんといっても、Kenという名前は英語名でもあるのだけれど、これは日本語の名前に違いないと思ってね。
そうしたら、
(日本語で)『ケンは、謙遜のケンです』って。
『ああ、モデスティー(英語で謙虚の意)ですね』、って言ったら、
『分かるんですね?!』ってびっくりしていたわ!(笑)


とにかく、頭脳明晰の振り方をしていたケンさん。将来は大物になる器を持った人だと思ったわ。
後で知ったのだけれど、コロンビア大学を卒業し、声楽家として活躍をしていたそうな。
この人はオペラ指揮者になる人だろうなきっと。早くJamesLevineに認められればMetデビューも間違いなしね。


後で、私のマズアJrのフィーバー振りを見た友人が、『直接話が出来たなんて凄いじゃない!で、電話番号はもらったの?』って。
楽屋で電話番号は聞けないでしょ。さすがに。
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by karol1 | 2010-04-25 17:35 | 仕事/音楽関連 | Comments(2)

キャロルシリーズ、
現代アートに続き、
ニューヨーク、アートギャラリー編です。
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今日のキャロルはまたまたデートでした。

オペラに続いて、今度はカーネギーホールにて
『ポリー二』の『オールショパン・ピアノリサイタル』。


感想は、
プログラムがオールショパンだったので馴染みやすかったのは良いのですが、どの曲もキャロルが弾いてきた曲ばかり(バラード、スケルツオ、エチュード、プレリュード、ノクターン)だったので、それぞれの曲に思い入れがあり、その時代の事がフラッシュバックされてしまい、聴いていてすっかり疲労してしまいました。(笑)


実は、
キャロルのお相手の方はアルゲリッチと直接お知り合いで、
なんとアルゲリッチのお嬢さんと10年来の”親友”なんだとか。
彼の感想としては”ポリーニよりアルゲリッチの方が良いね”って。
私もそう思いました。なんだか彼女の心が伝わってくるような演奏でしょ。


その、
キャロルのお相手の方は、たくさんのセレブの方々との交流がある方の様なのですが、ちなみに来週は坂本龍一氏に会うのだって言ってたわ。国連での何かに両方、お呼ばれしているそうです。何かインテレクチャルな話が行われるのでしょうね。


ではまた!


 
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by karol1 | 2010-04-19 11:05 | Karolシリーズ | Comments(5)

ご好評を頂いておりますキャロルシリーズも二桁になりました! 

今日は現代アートシリーズです。
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週末はたくさん弾くお仕事。
今日はこれからトランペットとの合わせ(レコーディング)で、明日はオペラ・カルメンのリハーサルで、全てのダンスシーンの振り付け(コリオグラフィング)の伴奏です。

フランス・オペラは必ずと言って良いほど”ダンス・シーン”が入っていて、カルメンは4幕全てがダンス・シーンから始まります。のでかなり重要なパートなんですね。

振り付けだけで5時間の稽古だというから、やはりオペラ稽古は毎回長丁場!

先週はコーラス・シーン(合唱)のシーンの演出でとっても時間がかかり、ひとつのシーンだけで4時間半!その間、繰り返し、繰り返し演奏をし続けなくてはいけないので、かなりきつかった~!

ではまた。
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by karol1 | 2010-04-17 04:13 | Karolシリーズ | Comments(0)

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キャロルの顔がいよいよNYの街 "City Information" に登場か!?

カーネギーホールやリンカーンセンターには、目玉公演のポスターをこういうオシャレなフレームに入れて飾られています。キャロルもビッグになった気分で。

***

今日のキャロルはデート。

友人がオペラのプリビュー公演(オープニング前日)に招待してくれたので行って来ます。プッチーニの蝶々夫人。

楽しみ!


***

追記

デートがどうなったか気になるって?

右下のコメント〔Comment〕をクリックしてみて!
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by karol1 | 2010-04-14 01:09 | Karolシリーズ | Comments(1)

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実はいきなりすごい偶然を発見した今日!

キャロルの真下に住む住人が若くて綺麗なヴァイオリニストでピアノも弾く人だ、というのは知っていたのだけれど、その人が、なんとキャロルの元生徒(大学生)だったということが判明したの!!!
びっくりです!!!!

音楽家って、音を出す仕事柄、意外とプライバシーが無いのよね。
判明したのは、Facebookでつぶやいた意外な言葉にコメントが入っていて、「その曲、昨日練習していたでしょ」って。(笑)

今日、他の大学生に聞いてみたら、彼女が私と同じビルに今年明けから入ってきたっていうことをみんな知ってた!! 知らなかったのは私だけ?? きっと彼女は毎日キャロルの練習を3ヶ月もの間、聞いてきたのだと思うわ。(真下だからねえ)

彼女とは「いつかデュオコンサートを開こうね~」って言ってます!

お楽しみに~
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by karol1 | 2010-04-09 09:31 | Karolシリーズ | Comments(2)

キャロル、空にも進出です。H&Mと並んでみたり。
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空の色が美しいです。
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by karol1 | 2010-04-08 11:40 | Karolシリーズ | Comments(0)

キャロルが巨大になって登場です!(笑)
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Columbus Circle, New York 
(コロンバス・サークル、ニューヨーク)
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by karol1 | 2010-04-08 02:42 | Karolシリーズ | Comments(0)

15年のNY暮らしの後、結婚を機に東京へ。そしてピアノスタジオ・ジャコメッティを開設。そんな福田薫の普段の生活をリポートします。