2013年 06月 03日
ベーゼンドルファー:スペシャルエディションモデルで演奏してきました
こんにちは、キャロルです。
昨日は、ベーゼンドルファーのスペシャルエディションモデル『ヨハン・シュトラウス モデル』で演奏して参りました。
世界の3大ピアノメーカー(スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン)のひとつです。
ベーゼンドルファーは、オーストリアのピアノメーカーです。
ピアノのボディー全体を鳴らして醸し出す、その柔らかい音は、「ウィンナー・トーン」を今に伝える「ウィーンの宝」とも言われます。
ベーゼンドルファーのピアノはフランツ・リストの激しい演奏に耐え抜いたことで多くのピアニストや作曲家の支持を得、数々の歴史あるピアノブランドが衰退していく中、その人気を長らくスタインウェイと二分してきました。
しかしながら、スタインウェイに比べ、生産台数が圧倒的に少なく、その数は10分の一程だそうです。
ベーゼンドルファーは創業より180年を超える永い歴史の中で、まだ49,600台しか製造しておらず、現在、年間の製造数は僅かに250台という数字でしかありません。その生産台数の少なさから、幻の名器とも言われました。 (スタインウェイはその10倍の50万台。ちなみにヤマハは600万台)
色々な輸入ピアノの調律を行う有名な調律師さんなども、最後はベーゼンドルファーに魅了される方が多いと言われるほど、他のメーカーのピアノにはない、素晴らしい音を奏でます。
そんなベーゼンドルファーに魅せられた調律師さんのお宅には、
ベーゼンドルファーのスペシャルエディションモデル『ヨハン・シュトラウスモデル』があります。
これこそ、まさに『幻の名器』と言うに相応しいでしょう。
ストラディバリウスを持った人は、「良い楽器で演奏すると、楽器から教えられる」
と表現しますが、まさにそういった感じでした。
表現の幅が一気に広がるので、細かいニュアンスまでしっかりと答えてくれるのです。
美術で言うと、それまで36色の絵の具で描いていたものが、いきなり360色になったような感じでしょうか。
とはいっても、いきなり360色あっても、それらの色の全てを使うには長年の経験と技量が伴わなければ、使いこなすことは出来ません。
ピアノの世界も、とっても奥が深いですね。
それではまた。
キャロル
昨日は、ベーゼンドルファーのスペシャルエディションモデル『ヨハン・シュトラウス モデル』で演奏して参りました。
世界の3大ピアノメーカー(スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン)のひとつです。
ベーゼンドルファーは、オーストリアのピアノメーカーです。
ピアノのボディー全体を鳴らして醸し出す、その柔らかい音は、「ウィンナー・トーン」を今に伝える「ウィーンの宝」とも言われます。
ベーゼンドルファーのピアノはフランツ・リストの激しい演奏に耐え抜いたことで多くのピアニストや作曲家の支持を得、数々の歴史あるピアノブランドが衰退していく中、その人気を長らくスタインウェイと二分してきました。
しかしながら、スタインウェイに比べ、生産台数が圧倒的に少なく、その数は10分の一程だそうです。
ベーゼンドルファーは創業より180年を超える永い歴史の中で、まだ49,600台しか製造しておらず、現在、年間の製造数は僅かに250台という数字でしかありません。その生産台数の少なさから、幻の名器とも言われました。 (スタインウェイはその10倍の50万台。ちなみにヤマハは600万台)
色々な輸入ピアノの調律を行う有名な調律師さんなども、最後はベーゼンドルファーに魅了される方が多いと言われるほど、他のメーカーのピアノにはない、素晴らしい音を奏でます。
そんなベーゼンドルファーに魅せられた調律師さんのお宅には、
ベーゼンドルファーのスペシャルエディションモデル『ヨハン・シュトラウスモデル』があります。
これこそ、まさに『幻の名器』と言うに相応しいでしょう。
ストラディバリウスを持った人は、「良い楽器で演奏すると、楽器から教えられる」
と表現しますが、まさにそういった感じでした。
表現の幅が一気に広がるので、細かいニュアンスまでしっかりと答えてくれるのです。
美術で言うと、それまで36色の絵の具で描いていたものが、いきなり360色になったような感じでしょうか。
とはいっても、いきなり360色あっても、それらの色の全てを使うには長年の経験と技量が伴わなければ、使いこなすことは出来ません。
ピアノの世界も、とっても奥が深いですね。
それではまた。
キャロル
by karol1
| 2013-06-03 15:49
| ザレファストリオ